図書館講演会
図書館講演会
図書館に親しみ、図書館の魅力を知っていただくため、教員の著作や所蔵の資料に関連した講演会を定期的に開催しています。最新の予定は、図書館ホームページ「ニュース」等をご確認ください。
最終更新2024年11月13日
テーマ | 実施日 | |
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第8回 | 「ベル?エポックの女性たち」 | 2024年11月6日 |
第7回 | 「作者」の肖像画 ―獨協大学所蔵『ガリバー旅行記』初版の謎をさぐる― | 2023年7月12日 |
第6回 | レオナルド?ダ?ヴィンチとデューラー ―レオナルドの『手稿』から読み解くルネサンス美術― | 2022年6月29日 |
第5回 | なんでシンガーソングライターにノーベル文学賞? ―ボブ?ディランのコトバの世界― |
2021年10月27日 |
第4回 | 日本文化としての「CA」と「おもてなし」 ―獨協大学図書館で『客室乗務員の誕生』を書いて― |
2020年11月4日 |
第3回 | 亚洲通_亚洲通官网¥娱乐网址と和書の世界 ―獨協大学図書館新収『万葉集』を中心に― |
2019年11月6日 |
第2回 | 『エコツーリズム:こころ躍る里山の旅』をめぐって | 2018年11月7日 |
第1回 | 自著を語る―『日本占領史』を中心に | 2018年6月6日 |
図書館新館開館10周年記念 | 「貴重書に親しむ会」~三批判書を手がかりに描く、カント哲学の見取り図~ | 2017年11月15日 |
※講師の所属?役職は当時のものです。
「ベル?エポックの女性たち」
日時 | 2024年11月6日(水)15:30~17:10 |
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講師 | 阿部 明日香 准教授(外国語学部フランス語学科) |
場所 | 天野貞祐記念館2階 A-207教室 |
対象 | 本学学生?大学院生?教職員?オープンカレッジ受講生?卒業生など本学図書館を利用できる方、一般の方 |
今回は大学創立60周年を記念し一般参加も受け付け、70名が来場しました。
フランス美術史および表象文化論を専門とする、講師の阿部明日香准教授(本学外国語学部フランス語学科)は、19世紀末のフランスにおける近代化の動きやブルジョワ文化を背景に、アルフォンス?ミュシャ、アンリ?ド?トゥールーズ=ロートレックなどの作品から見えてくる、ベル?エポック期の女性をめぐるイメージについて解説。良妻賢母が求められた時代にさまざまな分野で才能を開花させ、<美しい時代>を生き抜いた女性たちの活躍を紹介しました。
講演後は、図書館2階で展示中の「ベル?エポック期の作家たち」がテーマの貴重書を来場者に鑑賞いただきました。
来場者アンケートには、「絵から感じる華やかさとは別に、当時の女性の生きづらさなど歴史的観点から改めてみると、また違った印象を受けた」「絵のモデルになった女性たちの"その後"については知らなかったので、興味深かった」などの感想が寄せられました。
「作者」の肖像画 ―獨協大学所蔵『ガリバー旅行記』初版の謎をさぐる―
日時 | 2023年7月12日(水)15:30~17:10 |
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講師 | 前沢 浩子 教授(外国語学部英語学科) |
場所 | 図書館3階 図書館情報セミナールーム |
対象 | 本学学生?大学院生?教職員?オープンカレッジ受講生?卒業生など本学図書館を利用できる方 |
本学図書館に所蔵されている『ガリバー旅行記』の初版を用いた講演会を開催し、本学学生やオープンカレッジ受講生ら、幅広い世代の約40名にご参加いただきました。
前沢教授は、出版当時の時代背景に触れながら『ガリバー旅行記』がいかにして出版されることとなったのか、また、「ガリバー」という架空の人物を繰り返し真実であるように演出した仕掛けを当時の手紙や肖像画を用いながら解説し、作品を通じて考えさせられる架空と事実の間にある謎の面白さを紹介しました。
講演会の参加者アンケートには、「小さいころに読んだガリバーについて、新たなことを知れたのが面白かったです。」「パラテクストから見えてくることの面白さを知ることができました。」という感想が寄せられました。
また、講演後には短い時間ではありましたが、参加者に『ガリバー旅行記』初版をはじめとする貴重書をご覧いただきました。
レオナルド?ダ?ヴィンチとデューラー ―レオナルドの『手稿』から読み解くルネサンス美術―
日時 | 2022年6月29日(水)15:30~17:10 |
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講師 | 青山 愛香 教授(外国語学部ドイツ語学科) |
場所 | W-102教室 |
対象 | 本学学生?大学院生?教職員?オープンカレッジ受講生?卒業生など本学図書館を利用できる方 |
2019年11月開催の第3回図書館講演会以来となる、オープンカレッジ受講生?卒業生も参加しての対面での開催となりましたが、およそ80名の方にご来場いただきました。
青山教授には、獨協大学図書館所蔵のレオナルド?ダ?ヴィンチ(1452-1519年)のファクシミリ版『パリ手稿』などを題材に、レオナルドの思想や芸術が、アルブレヒト?デューラー(1473-1528年)の芸術や今日の世相にまで通じる部分があるという解説をしていただきました。
また、講演後には短い時間ではありましたが、参加者に貴重書をご覧いただき、その大きさや、素描の緻密さを体感していただきました。
なんでシンガーソングライターにノーベル文学賞? ―ボブ?ディランのコトバの世界―
日時 | 2021年10月27日(水)15:30~17:10 |
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講師 | 原 成吉 教授(外国語学部英語学科) |
場所 | W-102教室 |
対象 | 本学学生?大学院生?教職員 |
対面での実施は2年ぶりとなり、学生?教職員合わせて約50名が参加しました。
原教授は、著名な詩人たちの言葉を引用しながら、まずロックの歌詞と詩の違いや、詩と歌のルーツについて説明し、「ポエトリー?リーディング」や「ビート?ムーヴメント」といったアメリカ詩の伝統を例示しながら、ディランの「歌われる現代詩」の魅力について解説しました。曲を鑑賞する場面もあり、参加者はディランのコトバの世界に入り込んだかのように聞き入っていました。
日本文化としての「CA」と「おもてなし」―獨協大学図書館で『客室乗務員の誕生』を書いて―
日時 | 2020年11月4日(水)15:30~17:10 |
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講師 | 山口 誠 教授(外国語学部交流文化学科) |
対象 | 本学学生?教職員(オンライン開催) |
新型コロナウィルス感染拡大を受け、オンラインでの開催となりましたが、過去最多となる約60名の学生と教職員が参加しました。
山口教授は、時代とともに変化してきた「客室乗務員」の呼称や役割を説明し、「無償奉仕」や「自己研鑽」に加え、一般常識や教養を得た先にある「品格」を特徴とした、日本独特の「おもてなし化」について解説しました。日本社会が、客室乗務員のような「おもてなし」に溢れている一方、おもてなしの多様化の必要性にも言及しました。質疑応答では、山口教授のユーモア溢れた回答もあり、オンライン会場は盛り上がりを見せました。
亚洲通_亚洲通官网¥娱乐网址と和書の世界 -獨協大学図書館新収『万葉集』を中心に-
日時 | 2019年11月6日(水)13:35~15:05 |
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講師 | 飯島 一彦 教授(国際教養学部言語文化学科) |
場所 | 図書館3階 図書館情報セミナールーム |
対象 | 本学学生?大学院生?教職員?オープンカレッジ受講 |