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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/03/24 現在/As of 2025/03/24 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                個別演習(特定課題研究指導)(M1)/SEMINAR | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                大学院/ | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                金3/Fri 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                通年/Yearlong | 
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                  単位数 /Credits  | 
                4.0 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                羽山 恵 | 
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                  科目区分 /Course Group  | 
                大学院科目 専攻科目 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 羽山 恵 | 英語学科/ENGLISH | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
外国語学研究科博士前期課程の学位授与方針(DP)?教育課程の編成?実施方針(CP) の中でもとりわけ、 「語学?文学?文化?外国語教育分野において、適切な問題設定をおこない、必要な先行研究の成果やデータを収集?分析できる能力」および「論理性と明晰性を備えた特定課題研究を執筆できる能力」を高めることを目的としている。 個別演習のため、具体的に何を扱うについては受講生の希望を優先します。ただし、以下のことを基本方針とします。 ?日本の英語教育の現状についての問題意識を明確に持つ ?大学院で身につける専門的知識が、英語教育実践においてどのように役立つのかを考える ?自分が「理想」とする英語教育方法を明確にする ?それが本当に理想的なものなのか、検証する姿勢を持つ ?検証するために必要な手順を具体的に考える ?実際に検証を行い、レポートとしてまとめる つまり、「こういう英語教育をしたい」という考えを明確に持ち、その中の具体的なものを一つ取り上げ、その検証を実施に行ってもらいたいと思います。たとえば、「中学生に新出文法事項を導入する際、十分な英語でのオーラルイントロダクションがあれば、より効果的だ」と考えるならば、それを試してみるということです。ここでいう検証、レポートは、アクション?リサーチの一連の手続きに類しています。  | 
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
春学期の授業においては、日本の英語教育に関わる研究事情を概観します。担当教員と受講生が交互に、関連する内容について紹介と説明を行っていきます。 秋学期の授業においては、受講生が執筆するレポート原稿を検討することを基本とします。そのため、授業外でも多くの時間を費やし、原稿を重ねていくことが重要です。研究を遂行するための計画を緻密にたて、それに従い自律的に研究活動を進めていくことを目指します。  | 
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
?事前には、日本の英語教育の課題とその解決案について熟考し、独創的?効果的な指導方法を考え、実施の準備をすること。かける時間は3?4時間程度。 ?事後は、授業内で与えられたフィードバックを受け、再考を重ねること。かける時間は2?3時間程度。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
1)一連の議論?課題を通しての、英語教育に関する専門知識の深さ 20点 2)同、英語教育実践への提案力 40点 3)最終課題(レポート)40点  | 
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備考                         /Notes  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      この授業を受講する場合は、「英語教育学研究Ⅲ」も併せて履修すること。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                英語教育に関する学位論文のテーマを決定し、執筆できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス | 受講生の興味関心について確認する。 | 授業後、第4回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 2 | 日本の英語教育の現状(1):小学校 | 担当教員が、日本の英語教育の現状について概観する。 | 授業後、教員の講義を踏まえ、第4回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 3 | 日本の英語教育の現状(2):中学校 | 担当教員が、日本の英語教育の現状について概観する。 | 授業後、さらに教員の講義を踏まえ、第4回目の授業における発表の準備を重ねる。 | 
| 4 | 日本の英語教育の現状(3):高等学校 | 受講生が、日本の英語教育の現状について考えを述べる。 | 授業後、第7回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 5 | 理論と実践の接点(1):言語学的視点 | 担当教員が、英語教育?SLA理論と教授実践の関連について説明する。 | 授業後、教員の講義を踏まえ、第7回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 6 | 理論と実践の接点(2):心理学的視点 | 担当教員が、英語教育?SLA理論と教授実践の関連について説明する。 | 授業後、さらに教員の講義を踏まえ、第7回目の授業における発表の準備を重ねる。 | 
| 7 | 理論と実践の接点(3):社会学的視点 | 受講生が、英語教育?SLA理論と教授実践の関連について考えを述べる。 | 授業後、第10?11?12回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 8 | 「理想の英語教授法」とは(1):語彙指導 | 担当教員が、英語教授法の種類について概観する。 | 授業後、教員の講義を踏まえ、第10?11?12回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 9 | 「理想の英語教授法」とは(2):文法指導 | 担当教員が、英語教授法の種類について概観する。 | 授業後、さらに教員の講義を踏まえ、第10?11?12回目の授業における発表の準備を重ねる。 | 
| 10 | 「理想の英語教授法」とは(3):インプット活動 | 受講生が、英語教授法の種類について考えを述べる。 | 授業後、当日の発表内容を踏まえ、第11?12回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 11 | 「理想の英語教授法」とは(4):アウトプット活動 | 受講生が、英語教授法の種類について考えを述べる。 | 授業後、当日の発表内容を踏まえ、第12回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 12 | 「理想の英語教授法」とは(5):技能統合型活動 | 受講生が、英語教授法の種類について考えを述べる。 | 授業後、第13回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 13 | 具体的な教授法の提案(1):文法 | 担当教員が事前に示すテーマ(例:「帰納的な受動態の導入方法」など)に従い、授業案を考え提案する。 | 授業後、第14回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 14 | 具体的な教授法の提案(2):語彙 | 担当教員が事前に示すテーマに従い、授業案を考え提案する。 | 授業後、第15回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 15 | 具体的な教授法の提案(3):リスニング&スピーキング | 担当教員が事前に示すテーマに従い、授業案を考え提案する。 | 授業後、第16回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 16 | 具体的な教授法の提案(4):リーディング&ライティング | 担当教員が事前に示すテーマに従い、授業案を考え提案する。 | 授業後、第17回目の授業における発表の準備をする。 | 
| 17 | 具体的な教授法の提案(5):4技能統合 | 担当教員が事前に示すテーマに従い、授業案を考え提案する。 | 授業後、最終レポートのテーマについて考え、次回授業で発表できるようレジュメにまとめてくる。 | 
| 18 | その検証方法(1):テーマの設定 | 最終レポートの執筆のためのテーマを検討する。 | 授業後、最終レポートに関わる先行研究を調べ、次回授業で発表できるようレジュメにまとめてくる。 | 
| 19 | その検証方法(2):先行研究 | 選定したテーマに関連した先行研究を紹介する。 | 授業後、最終レポートの調査方法について考え、次回授業で発表できるようレジュメにまとめてくる。 | 
| 20 | その検証方法(3):調査方法の検討 | 調査方法について検討する。 | 授業後、引き続き最終レポートのテーマについて考え、次回授業で発表できるようレジュメにまとめてくる。 | 
| 21 | その検証方法(4):調査方法の検討 | 引き続き、調査方法について検討する。 | データ収集を行う。 | 
| 22 | その検証方法(5):調査の実行 | 調査(データ収集)を行う。 | 得られたデータをコンピューターに入力し、次回授業で提出できるようにする。 | 
| 23 | 検証(1):データ分析 | 得られたデータを入力し、図表を作成する。 | 授業後、データに基づき図表を作成する。 | 
| 24 | 検証(2):RQの答えの検証 | 得られたデータ(図表)から、研究課題(問い)の答えを探る。 | 授業後、得られた結果の解釈を試み、次回授業で発表できるようレジュメにまとめてくる。 | 
| 25 | 結果の解釈(1):論理性の検討 | 得られた結果の解釈を行う。 | 授業後、当日の授業での議論を踏まえ、再び結果の解釈を試み、次回授業で発表できるようレジュメにまとめてくる。 | 
| 26 | 結果の解釈(2):教育的示唆の検討 | 得られた結果から得られる教育的示唆を考える。 | 得られた結果から教育的示唆を考え、次回授業で発表できるようレジュメにまとめてくる。 | 
| 27 | レポート執筆(1):構成の確認 | レポート原稿の構成および内容を検討する。 | レポート原稿の執筆を続ける。 | 
| 28 | レポート執筆(2):推敲 | 引き続き、レポート原稿の構成および内容を検討する。 | 1月末日の提出期限まで、引き続きレポート原稿の執筆を続ける。 |